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和装での結婚式の魅力

和装結婚式思い出にはこせこの儀

和装結婚式はこせこの儀とは

ウェディングドレスを着ての結婚式には、ベールダウンというセレモニーがあります。
これは、母が娘のベールをおろすという儀式です。ベールには、花嫁を邪悪なものから守るという意味があります。母が「新郎のもとにたどり着くまで花嫁を邪悪なものから守ってください」という願いを込めてベールをおろすという意味のある儀式です。
ベールダウンのシーンは、母が娘を送り出す前の最後の身支度でもあり、とても感動的なものです。

和装の結婚式では、母と娘で行う儀式にベールダウンのようにゲストの前でおこなうものではありませんが、花嫁の支度の際に大切な儀式が含まれています。
その一つに「はこせこの儀」という儀式があります。はこせことは、和装で使用する化粧ポーチのようなもので、通常は鏡や懐紙、お香やお守りなどを入れるものとされています。結婚式では、はこせこに母からの手紙とお守りを入れます。そのはこせこを花嫁支度の仕上げに母が花嫁の胸元に差し込み、娘の幸せを願い、母の思いを娘に引き継ぐという意味の込められた儀式です。
支度中の儀式なので、ゲストの目に触れることのない、二人だけでおこなう特別な時間になるでしょう。母にとっては、娘を送り出す最後の仕上げにもなりますので、感慨深い大切な一瞬です。

神社で執り行う結婚式には、日本人が昔から神の加護に感謝し、結婚式という一つの行事を通して、家族のつながりや家と家の結びつきを大切にしてきたという事が伝わる、日本の心を垣間見ることのできるものです。
伝統ある神社仏閣は結婚式の後にも、初詣や、子供ができたら七五三などにも訪れることができます。その度に結婚式の日のことを思いだして、家族の繋がりを改めて感じ、初心にかえることができるのではないでしょうか。